☆超音波観察の基礎知識を、更新しました。ご覧ください
現在、当院では週1回の抗原検査を実施しております
当院では、安心して施術が受けられるよう、医療用空気清浄機を使用し
院内の換気、消毒に最善の努力を行っております。
当院は、社会貢献できる成熟した柔道整復師を養成する為のインターン研修施設〈厚生労働省 医政0331第56号)となっております。研修内容は、接遇、外傷・障害における柔道整復術手法、安全管理等で、患者様には個人情報の漏洩、施術の際ご迷惑にならない等最善の配慮をいたす所存です。
よりよい柔道整復師の育成を目的をしており、ご理解の程宜しくお願い申し上げます。
尚、インターン生の見学には、患者様の同意を頂いております。
小児のケガから高齢者まで 痛みが取れないからといってあきらめないで!
捻挫、打撲、挫傷は、軟部組織損傷ですが、これらは骨折と比べ軽く見られがちです。
筋肉、靱帯、腱は骨と違い再生力が弱いのをご存じですか?
皮膚や骨は損傷しても再生力が旺盛なため同じ組織で修復されます。しかし、筋肉、靱帯、腱は同じ組織ではなく膠原繊維で損傷部分を埋めるように修復されるためシコリになってしまうこともあるわけです。また、断裂したまま修復が終わることもあります。
例えば、子供のころ捻挫してそのままにしたところ、青年になり運動を一生懸命やりたいけれど、捻挫しやすく困っていると来院される方がいます。そんな時多くみられるのは靱帯断裂による関節の不安定性によるもので、高齢になり変形性関節症を惹起し一生足を引きずる生活をしいられることもあります。
それらを防ぐためには、捻挫だからと軽くみないで適切に治すことです。
当院では、超音波を使い施術をする上での判断の一助として使用し、患者さんの痛みの原因を適切に判断しております。
超音波は人に対して非侵襲で、その分解能はX線より優れていて最新のMRI5テスラに匹敵するといわれています。
また、もう一つの特徴は運動器をリアルタイムに動かしながら観察することが出来、より細かな
状態の判断を可能にします。
当院で使用している日立Noblusには Elastographyが搭載されており、軟部組織損傷の治癒の過程を硬さで追うことが出来、肩こり、腰痛などの筋肉の硬さも観察することが出来ます。
-30℃の冷風により外傷直後の炎症を早急に抑えます。また、照射時間を変えることにより組織にリバウンドを起こさせ血行を促すこともできます。このリバウンド効果は脂肪を燃焼させるなどのダイエットにも応用されております。
オステオトロンは導子より超音波を出し、骨折の骨癒合を40%短縮させます。
骨折の部位によっては、遷延治癒骨折等で骨癒合が難しい場合この骨折治療器を使い仮骨形成を促します。
施術を行う際、ただ単に痛みのある部位に電気をかけたり、マッサージをしているだけでは治癒に導くのは難しくなります。
損傷部或いは炎症部位周辺の筋肉、靭帯、腱等の軟部組織の機能を熟知し、どの部分に筋力低下がおきているのか、どの部分に硬縮が起きているのかを知り、運動を取り入れながら加療いたします。
靭帯とは、関節構造を支えているベルトです。そのベルトが捻挫により損傷を受けた際、程度によっては関節の支えが十分にできなくなる可能性があります。また、放置してしまうと一生関節がゆるくなり小さな段差でも再受傷しやすくなるだけでなく、将来的に変形性関節症を惹起する可能性もあります。
特に小児における捻挫は靭帯より軟骨のが弱いため、靭帯が損傷する前に軟骨を傷つけてしまうことが多くあります。この軟骨損傷は大人になっても裂離骨片として存在します。
捻挫による靭帯損傷の程度によっては、しっかりとした固定を必要とします。また、靭帯がきちんと修復するよう固定時の足関節の角度も重要となります
左の画像は、右の健側足首の超音波画像です
超音波で足首を観察すると、骨は輝度の高い線状高エコーとして描出され、靭帯は層状の線状高エコー(Fibrillar Pattern)
として描出されます
健側と患側の2画面です
向かって左が健側。向かって右が患側の描出画像です
患側において靭帯線維は、損傷により層状の線状高エコーは消失し、静止像でははっきりとした損傷程度は分かりませんが、ストレステストをすることにより、骨の動揺を調べ靭帯損傷の程度を把握します
小児おける腓骨下端部の裂離骨折です
視診や触診では、骨折部の詳細を判断することが出来ませんが、超音波検査をすることにより腓骨下端部の軟骨組織に高輝度の骨折を観察することが出来ます。
過去に大きな捻挫をしてそのまま放置された足関節です
左が健側、右が患側です
右の患側において、腓骨と距骨の間に高輝度で描出される小骨片が存在します
上腕二頭筋腱炎(患側は右側 短軸走査)
上腕骨結節間溝内の滑液は増量し、横靭帯は上方に持ち上げられており二頭筋腱が炎症を起こしている様子が観察されます。
肩関節関節包炎(患側は左側 短軸操作)
関節を包む関節包に炎症が起こり、関節包液が貯留しています。
上腕二頭筋腱炎、関節包炎(患側は右 短軸操作)
上腕二頭筋腱は炎症を起こし肥厚し脱臼を起こそうとしています。その周囲には無エコー関節液が観られます。
腱板断裂(患側は左 腱に対しての長軸走査)
腱板の一つで棘上筋腱のすぐ横に位置する棘下筋腱は完全断裂を起こし偏平になっています。
完全断裂を起こした腱により、骨頭は上方に移動する為手術が必要になる事があります。
インピジメント障害(患側は左 腱に対しての長軸走査)
野球やバレーボールの選手に見られる疾患です。
投球時、骨頭は上方の肩峰と衝突を起こし、挟まれるようにして棘上筋腱や棘下筋腱が損傷を負います。
障害を改善するには、該部に消炎剤を施すだけでなく、肩関節周囲全体の機能を考慮し肩関節を正常に機能させる事が重要です。
現在、公社)日本柔道整復師会では、全国の骨折、脱臼の匠の技を持った柔道整復師を召集し、その技を全国の施術者に伝承するプロジェクトを行なっております。
詳しくは、下記のホームページをご覧下さい。
超音波担当として講義をしております
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